今までとは違う第5波(No.132)
更新日:2021年8月11日
ID番号: 3422
東京オリンピックの開催に合わせるように「東京都の新規感染者が急激に拡大」しました。こうした報道で、愛知県にはいつごろからその影響があるのか心配になりますが、大村知事は会見などで「東京の発生状況から、概ね2週間後くらいに愛知に・・・」ということをおっしゃっています。過去の状況からそう言えるのだと思いますが、先月末から「第5波の到来」が話題になっています。
「第4波が収まりきらないうちに第5波とは・・・」。どうも今までとは違うようです。新聞などの内容から言えるのは、感染力の強い変異株が中心である、ということです。高齢者層は、接種が進み感染確認数が大幅に減少してきていることや、活動範囲の広い年齢層が感染の中心で、家庭内での感染が多くなっていることなどが指摘されています。
専門家ではありませんので、今の状況を的確に説明することはできませんが、本市では第4波と言われる時期から減少傾向であり、7月中旬の高齢者施設でのクラスターによる増大分以外は低水準で推移してきました。しかしながら、記事にあるような「第5波」が間近に迫ってきているように感じます。8月に入ってから本市の感染確認数は愛知県の指標で「ステージ4」に近いところまできています。
「今までとは違う」と言っても、私たちにできる感染予防策に変わりはありません。改めて、マスク、消毒、換気など、基本的な対策を正しく行っていただくことをお願いいたします。
※添付資料 「不安を差別につなげちゃいけない。」(法務省・全国人権擁護委員会連合会)
令和3年8月8日
瀬戸市長 伊藤保德