6月の感染者確認数（No.122）

　新型コロナウイルスの感染拡大の波が少し沈静化してきたと思います。市民の皆さんのご理解とご協力のおかげであり、心より感謝しています。

　いわゆる「第4波」は、愛知県によれば3月31日からだったと言われます。振り返ってみると、本市では4月に入ってから感染確認者が増え始めました。そして危機感を募らせたのは4月中旬以降。4月24日（土）の時点で月累計85人という驚きの報告がありました。感染防止対策を長くお願いしていましたが、更に気を引き締める意味で、4月26日（月）から本市独自に「感染防止策強化宣言」を行い、啓発活動を行ってきました。

　結果として表れるのに時間がかかりましたが、5月中旬をピークに日々の感染確認数が減ってきて、6月に入るとそれが顕著となりました。6月一か月間で確認数は「50人」、本年3月と同数でした。

　新型コロナの国内感染が確認されて一年半近くになります。専門家からは「感染は波がある。大きな波から段々と小さな波になり、収束したといえるまでに数年かかるのではないか。」と言われています。

　6月の状況で気を緩めることなく、とはいえ緊張状態を長く続けることは難しく、日々の生活を工夫をしていただきたく思います。今後とも感染防止へのご協力をよろしくお願いします。　

令和3年7月1日　　　　　　

瀬戸市長　伊藤保德