感染防止の切り札(No.115)
更新日:2021年6月7日
ID番号: 3291
ワクチン接種が始まって一か月半ほどになるでしょうか。接種の優先として国は「まずは医療従事者」とし、都道府県の主管で始まりました。急ピッチですが、報道によると計画通りに進められているかと思います。
ワクチン接種に関し、計画を前倒しできないかと打診があり、それまでの接種計画の見直しが迫られたのは4月末のことでした。
4月28日、いよいよ本市も翌日(29日)からワクチンの集団接種が始まるということで、準備状況の最終確認をしていました。そこに、総務省から市長あてに電話が入ったのです。
「瀬戸市の接種計画では、高齢者の接種完了が8月23日となっています。計画を前倒しし、高齢者接種を7月末までに完了する計画に変更できませんか」という内容でした。その後、集団接種、個別接種の予定を見直し、同時にワクチンの追加依頼をしました。計画は、「ワクチンの入荷」「接種場所への配送」「接種数増加による必要スタッフ」などを勘案しての策定でしたが、7月末完了の目途を立てることができました。
これは、医療関係者をはじめ、多くの方々のご理解とご協力のたまものであり、心より感謝しています。また多くの市民の皆さんから、「急げ、頑張れ」との激励をいただいており励みにしています。
世界に目を転じると、日本のワクチン接種は遅れており、国はそれを挽回すべく、総力をあげています。本市も接種実施主体として懸命に努力してまいります。
※写真は接種の進んでいる国々と日本の状況です。
令和3年6月4日
瀬戸市長 伊藤保德