ワクチン供給の迅速化(No.104)
更新日:2021年4月30日
ID番号: 3220
4月28日(水)の新聞に、ワクチン接種のスピードアップを目指す記事がありました。
同日、総務省から電話で連絡がありました。要件は、本市の「新型コロナワクチンの接種計画」について支援するので計画の前倒しをしてほしいというものでした。
本市のワクチン接種計画は、国や県の指導に加え「二つの方針」に基づいて策定しています。方針の一つは「医師会の協力を得て個別接種を主体とする」であり、もう一つは「ワクチン供給量と時期の確定を前提とする」ということです。
個別接種については医師会からのご協力をいただけることになっていますが、ワクチンの納期などが確定しておらず、高齢者への接種を8月中旬までに終えるという計画を立てていました。4月27日(火)に、総理から総務省に「高齢者への接種は7月中に終えること」という指示があり、総務省内に「地方支援本部を設立し、総務省の総力を挙げて地方自治体を支援する」との直接の連絡でした。
一日でも早い接種が望まれていることであり、この方向性に賛意と感謝を述べ、改めて「ワクチンの必要量配布納期」を確認したところ、「6月中には届ける」との回答を得ました。直ちに、庁内のワクチン接種推進本部に計画を改めて検討するよう指示しました。
ワクチン接種は高齢者優先という大方針があり、本市では最初に85歳以上(約7千人)の方、次に75~84歳(約1万3千人)の方、そして65~74歳(約2万人)の方、合計で約4万人の方への接種計画を策定することになります。
このうち半数の75歳以上の方には、既に接種券を発送し、予約受付も順次進めております。残りの半数、65歳以上の方への案内は5月下旬以降に行う予定です。
本市では、ワクチン接種に迅速に対応してまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
令和3年4月30日
瀬戸市長 伊藤保德