入院患者数を注視(No.86)
更新日:2021年2月8日
ID番号: 3013
2月2日(火)、緊急事態宣言が3月7日(日)まで延長されました(栃木県を除く10の都道府県)。同日、大村知事は記者会見を行い、現在の感染状況を踏まえ、「延長やむなし」の判断とともに、「感染状況は落ち着きを見せているが、医療がひっ迫する状況には変わりはなく、入院者数500人未満を目安として注視している」ことを示されました。この「入院者数500人未満」という数値は、愛知県が示している感染状況を示す指標の一つで、入院患者数の「危険段階」が500人とされています。現状の入院者数として、714.1人(直近一週間の一日平均)で、「危険段階」の指標を大きく上回っています。
全国的にも病床の使用率が上昇し、医療のひっ迫が喫緊の課題ともいえます。こうした医療分野の対策は、行政区分の関係で愛知県や保健所が中心となって対応していただいており、本市としては「感染予防対策」をさらに充実強化してまいります。
県から発表される情報に迅速に対応していくことと、それに本市の分析なども加えながら、市民の皆さまにお知らせしていくことが大切だと考えています。また、新聞・テレビなどでの報道もそれぞれの視点がある点などを踏まえながら、活用させてもらっています。
皆さまのご理解やご協力もあり、2月に入ってから、本市の新規確認者は減少してきています。直近一週間の一日平均では、1.0人(5日発表)になりました。引き続き、気を緩めることなく、感染症対策を"新しい日常″として定着させていきましょう。
令和3年2月5日
瀬戸市長 伊藤保德
※新聞記事は日本経済新聞(令和3年2月3日)より