感染第3波か?(No.64)
更新日:2020年11月5日
ID番号: 2827
11月3日(火・祝)の中日新聞朝刊の第一面の見出しに大きく「愛知知事『感染第3波』」とありました。新聞購読をされている方は驚かれたと思いますが、最近の愛知県におけるコロナ新規感染確認数は増大してきています。知事は会見で、「明らかにステージは変わった。療養者の数も上がってきており要警戒である。」と話されています。
しからば瀬戸市はどうかといいますと、先週末のブログに書きましたように新規感染確認者が増えています。市のホームページは毎日更新し、新しい情報をお伝えしていますが、データ(特に新規感染者数)は、その日だけのものを見て一喜一憂するのではなく、一定期間を通してみたり、愛知県全体のデータと比較したりして「増えているのか減っているのか」の傾向を知ることが大切だと思います。
今回は、新型コロナの新規感染確認者数を遡って見てみて、瀬戸市が増加傾向にあることを知っていただきたいと思います。9月19日(土)、瀬戸市54例目の感染確認が公表されました。その後、約一か月間にわたり「確認ゼロ」が続きました。しかしながら20日(火)過ぎから以下のとおりです。
10月20日(火) 1名 20代 男性 軽症
23日(金) 1名 50代 男性 軽症
27日(火) 1名 60代 男性 軽症
28日(水) 1名 30代 男性 軽症
29日(木) 1名 60代 女性 軽症
30日(金) 1名 60代 男性 軽症
31日(土) 1名 50代 男性 中等症
11月 2日(月) 1名 50代 女性 軽傷
この発生状況が多いかどうか、「一週間毎で人口10万人あたりの新規感染者数」というデータ(厚労省新型コロナウイルスアドバイザリーボード)では、直近(10/20~26)で「全国では3.21人」、「愛知県では2.73人」です。瀬戸市では、この週は1.54人で少ないですが、次の週(10/27~11/2)では一気に増え、4.62人となり、とても大きな数字であり注意が必要だと思います。
今回は、新型コロナウイルスの日々公表される「新規感染者数」を取りあげ、傾向として瀬戸の今をお知らせしました。こうした状況をご理解いただき、感染防止対策にご理解とご協力をお願いいたします。
令和2年11月3日
瀬戸市長 伊藤保德