コロナに関する子ども意識調査(No.53)
更新日:2020年9月16日
ID番号: 2729
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が減少しつつあります。瀬戸市においても同様の傾向ではありますが、気を緩めることなく感染予防対策をしっかり実施いただきたく思います。
先日、新聞記事で、「子ども意識調査」を見ていろいろと考えさせられました。調査は今年の6月に、国立成育医療研究センターが実施したもので、3割の子どもが「自分や家族が感染した場合に秘密にしたいと感じ、7割が何らかのストレスを抱いている」という結果が出ました。
新型コロナウイルス感染症について、情報が限られていることもあり、偏見やいじめにつながる恐れがあることから十分注意をする必要があります。
調査をされた同センターの小児科医、半谷まゆみさんは・・・
「小さい子ほど、コロナについて正しく理解するのが難しい」とし、「感染したら仲間外れにされると心配し、ビクビクして過ごしているのではないか」と思いやられたようです。
同時に「感染する可能性は誰にでもある。治療を受け、隔離期間を経れば他人に移すことはないと家でも学校でも教えてほしい」と、話されていたようです。まさに、「新型コロナ」について、正しい知識をもとに話し合うことはとても大切だと思いますし、子どもたちに積極的に話をすべきだと思います。
最近は家庭内感染が増加傾向です。家族でも感染予防などについて話し合う機会を持つようにしていただき、お互いの意識を高める努力をお願いいたします。
令和2年9月15日
瀬戸市長 伊藤保德