マスクの適切な着用をお願いいたします(No.47)
更新日:2020年8月31日
ID番号: 2696
新型コロナウイルス感染症については、その感染拡大を何とかして防ごうといろいろ対策していただいています。今や、「マスクの着用」「手洗いの励行」「三密の回避」そして「換気の促進」などが、新しい生活様式のベースとなる基本行動として浸透しつつあります。専門家からの説明もあり、日本においては「常識的な行動」となりつつありますが、国際社会においては、必ずしもそうではないようです。特に「マスクの着用」については各国様々なとらえ方があるようで、万国共通の「常識」になるには時間が必要のようです。
過日、WHO(世界保健機関)から18歳未満の「マスクの着用」に関する指針が示されました。それによれば「5歳以下は着用すべきではない」とし、その理由として「適切に使用できない可能性があるから」としていました。6歳から11歳については地域での感染の広がりや、重症化リスクの高い高齢者と同居しているかなど考慮して判断することを求め、12歳以上については大人と同じようにマスクを着用することを助言しています。
これらは新聞記事で知りましたが、マスクの着用にあたっては「適切であること」が求められているということだと思います。
日本において、子どもたちがマスクを着用している光景は珍しくありません。しかし、よく見てみると着用が「鼻出しマスク」や「顎マスク」である場合があります。それでは私たち大人も含め、マスクをつける意味がありません。
改めて、適切なマスク着用をご確認していただきたいと思います。また、場所や環境によって適切に着用し、感染拡大リスクを抑えたいものです。
令和2年8月29日
瀬戸市長 伊藤保德