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公立陶生病院 武藤義和医師の講演(No.41) 

更新日:2020年8月17日

ID番号: 2667

 8月12日(水)、名古屋市で「名古屋市近隣市町村長懇談会」があり、出席しました。今回の内容は公立陶生病院の感染症内科・武藤義和医師による講演が中心で、演題は「新型コロナウイルス感染症に対する理解と対策・展望」でした。90分間の講演で、その内容をすべてお伝えしたいところですが、ポイント(私が重要だと思った点)をこのブログで4回にわたって、ご紹介したいと思います。

 

第1回 新型コロナウイルス感染症に対する理解

 

 新型コロナウイルスの潜伏期間は最大で14日程度ですが、概ね「5~7日」で発症します。基本的に80%以上の方は、「風邪のような症状」で、そのまま改善していきます。若い人は普通の風邪より症状が軽い場合もあるということです。
 

 ということは・・・

 

  • 多くの若い人にとっては風邪のようなもので、場合によってはほとんど症状がない。
  • このため、日常生活の中で自覚がないまま感染拡大につなげてしまう可能性がある。
  • 家族がいる場合は、核家族であることが多く、お子さんの感染が増えてしまう。
  • 働き盛りの人の場合、職場や医療従事者に感染が増えてしまう。
  • これから2週間後に高齢者の感染が増える恐れがある。

 

 といった点が懸念されます。

 

 注意すべき点は・・・


 「比較的軽症で済む若者から、重症化しやすい高齢者への波及を防ぐこと。」です。


 そのためには、特に病院や高齢者施設は注意が必要だと強調されました。市内には多くの高齢者施設があります。それぞれに感染対策を講じていただいていますが、今一度確認しながら、その徹底を図ってまいります。


 ※次回は、症状・死亡率などについてご紹介します。

 

                                    令和2年8月13日
                                    瀬戸市長 伊藤保德

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このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション課
電話:0561-88-2658

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