東山小学校に行ってきました(No.21)
更新日:2020年6月24日
ID番号: 2535
6月18日(木)、東山小学校に行ってきました。まずは校長先生から授業再開後の子どもたちの様子について伺いました。4~5年前は市内で一番のマンモス校でしたが最近は減少気味とのことです。ただし、一学年に3クラス程度は確保できていることから、子どもたちが集団生活や社会生活を営む上で適当な規模になっていると言えます。
コロナ禍では、学校生活における「集団活動」は3密になり得る可能性があると指摘されていることから、子どもたちを新型コロナウイルスからどう守るかについて教職員が工夫しながら学校運営に取り組んでいるところです。そうした工夫の一端を見学させていただきました。最初に見せていただいたのは保健室の掲示板です。子どもたちの健康を預かる立場から、感染予防活動の先頭に立ってみえることを強く感じました。印象に残ったのは、「手の洗い方解説」の表示と「廊下を使っての接触回避」です。「手洗い所」での表示は、大きく表示されており、手洗いのたびに目に入り効果大です。また、もう一つの「廊下利用による接触回避」は、授業の一区切りに、理解の確認として回答を先生に見てもらう際には席を立って廊下を経由して先生の前に行くというルールです。クラスメイトとの間隔をとりながら、子どもたちにとってはちょっとした「気分転換」にもなり、いい方法だと思いました。
小さなことでも、学校での生活はすべて“学び”だと思います。こうした、学校における新たな取り組みの一つひとつが、子どもたちと教職員をはじめ、保護者や地域の皆さんとの安心安全の確保に繋がり、ひいては信頼関係の構築に繋がっていくと思います。その積み重ねが、東山小学校の新たな文化を作り上げていくことになることを実感した訪問となりました。
令和2年6月24日
瀬戸市長 伊藤保德