遠隔授業の準備(No.18)
更新日:2020年6月12日
ID番号: 2526
市内小中学校の授業が再開されていますが、新型コロナウイルスの感染防止策をとりながらの学校生活となり、児童生徒には戸惑いがあるようです。分散登校が始まってから、学校を訪問するようにしていますが、現場ではいくつもの発見があり、改善すべき事項は順次対処しているところです。
一方、今大きな話題になっているのは「遠隔教育」です。遠隔教育とは、文字通り「離れた場所」で行われる教育で、従来でも「郵便やラジオ・テレビ」などで行われてきています。それを、オンラインで行うというのが今日の話題です。課題は、オンラインの環境整備というわけです。そこで、文部科学省で掲げられていた「GIGAスクール構想」(児童・生徒一人一台端末装備)を前倒しし、今年度中に装備することになり予算措置もされました。瀬戸市でも6月定例会に補正予算案として提案しています。
このことにより、「遠隔教育をオンラインで」ということが話題となり、現在いろいろと準備中です。
先日、産経新聞に「遠隔教育」のことが大きく取り上げられていました。改めて「今までの教育」を振り返り、その良さは残しながら新しい教育スタイルを導入していくことになると思います。その時、留意しておかねばならないことは、記事にあるように、「子どもを中心に・・・」を忘れてはなりません。
学校では先生たちが懸命に取り組んでいます。子どもたちへの教育はどうあるべきなのか、「学校(先生)任せ」ではなく、すべての大人が子どもたちのために関わってもらいたいと思います。
令和2年6月12日
瀬戸市長 伊藤保德