新しい日常(No.19)
更新日:2020年6月18日
ID番号: 2513
緊急事態宣言が解除されましたが、決して「従来のような日常」が戻ってくるわけではありません。専門家が「第2波、第3波は必ず来る」などと述べていることから、私たちは「新しい生活様式」に早く慣れ、新型コロナウイルスと共存する生活をすることにより、新型コロナウイルスに感染しないため、最大限、努力していかなければなりません。つまり、「新しい日常」を作り上げていく努力を日々、積み重ねていくことが肝要だと考えています。
市役所職員も、これを機に意識改革を行い、「新しい日常」の中で、あるべき姿を目指してまいります。そのあるべき姿というのは、瀬戸らしいものでなくてはなりませんが、変革すべきことで共通となるものが話題になっています。私自身が参考にしているのは、産業界の動きです。過日の新聞報道にありますとおり、「株主総会がリモートで行われた」、「危機を生き抜く3条件」などが報じられており、これらも、「新しい日常」の一つだと思います。なお、「危機を生き抜く3条件」とは、①適応力、②デジタル、③耐久力とのことでした。今後、こうしたことなどを参考にしながら、改革をしていくつもりです。
感染症対策の支援施策などを進める際においても、諸手続きの標準化やデジタル化がされていないために人海戦術で対応せざるを得ない現状もあり、改革の必要性を強く感じているところです。今後も折に触れて、変革への道のりをお知らせしながら、「新しい日常」へ歩を進めてまいりますので、市民の皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。
令和2年6月18日
瀬戸市長 伊藤保德