一律10万円の給付 (No.11)
更新日:2020年5月15日
ID番号: 2444
市民の皆さまにおかれましては、新型コロナウイルス感染症防止対策により、日々の生活でご不便をおかけしております。政府もいろいろな手立てを考えていますが、まずは「一時金」という形で、全ての国民を対象に「一律10万円給付」が決定され、現在、地方自治体では「給付事務」に懸命に取り組んでいるところです。
瀬戸市では、この「特別定額給付金」の事務を進めるにあたり、方針を出しました。それは、「必要なお金を、多くの市民がお待ちなので、一日でも早く手元にお届けする。」ということです。
今回の給付は、「世帯単位で給付」を行い、申請の手続きはオンラインか郵送のどちらかとし、給付は振り込みという流れで行われますが、各自治体の人口規模により、事務量は大きく異なります。瀬戸市の場合、世帯数は約5万7千です。
申請書類や封筒などの準備から始まり、封緘作業、発送、受付、振り込み手配と、それぞれの作業量を見積もり、振込予定日を想定しました。すると、6月早々ということになりましたが、「この日程では早急にお届けすることができない」、と考え、担当部門に検討するよう指示しました。知恵を出し合い、関係者の協力もいただきながら出した結論は、「広い場所で、最大限の人員の投入」をすることで、「振り込み開始予定日」を5月20日とし、順次振り込みできる、というものでした。当初より、10日ほどの短縮となりました。事務を行う会場を「パルティせと・アリーナ」とし「人員は50名動員」としました。
担当となった職員たちの懸命な働きにより、予定より少し早めに進行しています。そして、申請書類が各世帯に届き始めた5月13日から「瀬戸市特別定額給付金コールセンター」を開設いたしました。
市民の皆さんから「もっと早く・・・」という声を沢山いただきます。そうした声に応えるべく、最大限の努力をしてまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
令和2年5月14日
瀬戸市長 伊藤保德