外出の自粛をお願いします(No.8)
更新日:2020年4月27日
ID番号: 2407
新型コロナウイルスの感染者数がなかなか減りません。市民の皆さんには、毎日が窮屈でとても不自由な生活を送られていると思います。
思えば今年の正月、令和になって初めての元旦ということもあり、例年以上に心改まる新年の幕開けでした。少なくとも当時はそう思っていました。中国の武漢で原因不明の感染症が発生したというニュースも、どこか遠い処での出来事のように思っていました。
しかし今、新型コロナウイルスの猛威に、「命を守ろう!」と必死に頑張っています。声を掛け合い、出来ることの全てを実行していただいています。
しかしながら、専門家の見解としては「接触削減」や「3密回避」の成果が目論見通りに出ていないというものでした。つまりは「人との接触8割削減」が出来ていないということです。
誠に残念ですが、一部に「外出の自粛」に応じていただけていない人がいるということです。同時に、やむを得ない事情での外出時に「接触8割削減」のための予防行動が十分ではないことが指摘されています。「マスクの着用」や「人との間隔2m」ということを守るということは簡単なことですが、強く意識しないと実行できません。
簡単なことというのは、『つい軽んじてしまう』ものです。
たった一人の人が、この「簡単なことを守らなかった」ために、命を脅かす事態を引きおこすかもしれません。今は、私たちも「被害者にも加害者にもなる可能性がある」と認識し、更なるご協力をお願いします。
大型連休です。楽しみにしておられた方が多いと思います。今年は外出を控え、家での楽しみを見つけていただき、その様子などを新聞に投書されたり、ご両親に手紙を書かれたりしては如何でしょうか。
令和2年4月27日
瀬戸市長 伊藤保德