瀬戸市職員の勤務体制について(No.5)
更新日:2020年4月20日
ID番号: 2391
緊急事態宣言により、国民一人ひとりの外出自粛や3密を避けることなどの協力要請がされているところです。ただ、そうした行動抑制による効果というのは2週間程度経過しないと「表れない」とされており、毎日報道される感染者数に注目が集まっています。
こうした活動は、新型コロナウイルスの蔓延防止の一環であり、専門家からも「人との接触を8割削減」という数値が科学的根拠をもって示されています。要は、感染は「人との接触を断つ」ことで防止出来ることだと認識しなければなりません。
8割削減というのは「大きな数字」ですが、宣言後の街の様子を見た時、劇的な変化はうかがえず、相変わらずの通勤風景もあり「出勤を7割減らす」という目標が示されました。いうなれば「仕事のやり方を大胆に変えること」、の要請であると私は受け取っています。
そこで去る10日、全職員に対して二つのことを指示しました。一つは、「人が集まっての会議は止める」どうしてもその必要がある場合は3密の軽減措置をとること。二つ目は「職場の人員を交代や在宅勤務・時差出勤で3割減らすこと」です。1週間経過しましたが、更に強化すべきとの判断から、4月20日(月)から5月6日(水)まで勤務体制を変更いたします。
変更体制の細部は市ホームページに掲載していますが、ここ一週間程の経験から、改革すべきことがはっきりしてきました。今までも「行政改革」を表明してはいますが、市民の皆さんにはっきり分かるようなものは無かったと思います。今の活動は、新型コロナウイルス拡大防止の一つであり、「人との接触削減」を狙いとしていますが、一方では事務効率を上げることも意識しています。
来訪者の皆さまとの直接対応において、「飛沫防止」のためにマスクの着用や防護シートの設置など、出来る限りの対応をさせていただいています。ただ、そうしたことで図らずもお待たせしてしまうことがあるかもしれません。お急ぎの場合、一言お声がけいただければ幸いに思います。
市民の皆さまにはご不自由をおかけしますが、新型コロナウイルスの拡大防止に引き続きご協力賜りますようお願いいたします。
令和2年4月19日
瀬戸市長 伊藤保德