市長へのメッセージ114通、参考になりました(No.1)
更新日:2020年4月10日
ID番号: 2370
市長へのメッセージを始めたのは今から5年ほど前です。大半は市役所1階に備え付けの用紙で要望や意見をお寄せいただいていますが、この1週間はメールが大半となりました。
さて、今年の2月下旬から新型コロナウイルス感染拡大防止についていろいろな施策を皆さんにお願いするようになり、ご協力を頂いているところです。
3月からは小中学校の一斉休校が始まり、保護者の皆さんのご理解ご協力により規模を縮小し、卒業式なども終えることができました。ただし、いくつか問題があったことも認識しています。
4月からは当初の予定通り、入学式をはじめ授業の再開を予定していました。ところが、3月末になり、国内感染者数は増大の一途、瀬戸市においても28日(土)、29日(日)に各1名の感染者の確認、4月に入ってからも3日(金)に新たに1名の感染者が確認されました。3月の一斉休校時とは状況が大きく変わりました。
そこで、4月6日朝一番に幹部を招集し、「開校延期」についての意見交換し、その後の対策本部会議で延期を決定し、学校を通じて案内をさせていただきました。会議の最中に愛知県教育委員会からの「休業要請」のファックスも入りました。
この1週間ほどの間に、主に保護者の方々から114通のメッセージをいただきました。全てに目を通していますが、殆どが「休校の延長」「開始反対」でした。今回の決断に大いに参考とさせていただきましたが、改めて拝見するに、いくつかの「質問」もあり、この非常時において、少しでも安心をいただくと同時に、感染防止に対する強い気持ちや、手洗いや咳エチケットの励行を再認識いただくことを願い、市長としての考えを述べさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年4月9日
瀬戸市長 伊藤保德