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紺屋田A窯跡 最終更新日:2010年07月15日

紺屋田A窯跡(こんやだAかまあと)

 

所 在 地  瀬戸市紺屋田町93−1
調査理由  土砂採掘に伴う事前調査
調査期間  平成18年12月10日〜平成19年5月11日(予定)

立地と環境
 本窯跡は現在の瀬戸市街地の北側、瀬戸川と水野川に挟まれた水野丘陵の南東部に所在します。
調査面積は、1,300uで、斜面をトンネル状に掘りぬいた鎌倉時代(13世紀前半〜14世紀初頭)の窖窯(あながま)5基とこれらに伴う付属施設を確認しました。
(写真は1〜3号窯跡)
発見された窯跡について
今回発見された5基の窯跡のうち、2基(2・3号窯9の窯体は最大幅が3mを超え、これまで調査された市域の窖窯の中では最大級の規模を誇ります。また、これらの窯跡の周辺には当時の工人が作業を行った空間と思われる工房跡も見つかっており、その中にはロクロを据えた跡と思われる遺構も確認されました。(写真は4・5号窯跡)
第5号窯の焚口近くには、窯出しの際に失敗品を捨てた場所もあり、大量の山茶碗・片口鉢の破片が出土しています。
また、当時の工人たちが煮炊きに使用したカマドの跡が良好な状態で検出されました。
出土遺物について
出土遺物は、無釉の日常雑器である山茶碗・小皿・片口鉢と、当時日本で唯一の施釉陶器である「古瀬戸」(こせと)です。「古瀬戸」は四耳壺・瓶子・水注といった壺瓶類が多く出土しており、この時代の典型的な「古瀬戸」の一括資料として活用が期待されます。(写真は第3号窯跡近くで出土した古瀬戸四耳壺)


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