|
愛知県瀬戸市は、千年以上の歴史と伝統を有する世界でも屈指のやきもの産地です。
そのため市内には多くの陶芸作家が工房を構えるとともに、陶芸家等を目指す
多くの方々が活動を行っています。教育機関も充実しており、愛知県立芸術大学
愛知県立瀬戸窯業高等学校専攻科、愛知県立窯業高等技術専門校、
瀬戸市新世紀工芸館、瀬戸市マルチメディア伝承工芸館などが市内及び近郊にあります。
中でも、愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科陶磁専攻は、平成元年に
設立以来、永い伝統と多様な技術力を有する瀬戸・常滑・美濃などの産地を背景とし、
この立地条件の利と充実した教育設備を活かし、人の暮らしを見据えた陶磁の在り方を
模索してきています。「用の美」を教育理念とし、暮らしの中の陶磁、建築陶磁など
分野を超えて陶磁素材の可能性と表現の自由を探求するため、
現在では「陶芸コース」と「陶磁器デザインコース」の2つのコースにより、
次世代を担う人材の教育及び育成を行っています。
今回の展覧会では、現在国内外で活躍されている卒業生60名の作品を展示します。
愛知県で学び、活動を続けてきた卒業生達の今の姿をご覧いただくことで、
今後の瀬戸市の陶芸及び陶磁器産業の振興に寄与できればと思っています。
|