☆Q&A 8月 こどもの睡眠について

ページ更新日:2020年8月17日

Q&A 8月「こどもの睡眠について」

 

Q: 1歳の息子が、夜なかなか寝てくれません。昼寝もあまりしてくれないし、睡眠時間が足りているか心配です。

 

A: 夜なかなか寝てくれないと、お子さんも、そして周りの大人も睡眠不足になりがちなので、大変ですよね。また、寝不足だとお子さんの機嫌が悪く、日中の大変さも増しますよね。

寝ぐずりや夜泣きは、子どもはそういうものと捉えられがちで、大変なんだけれども、なかなか理解してもらえない悩みなのではと思います。

なかなか寝ないのに、寝かしつけなきゃいけないの?、何時までに寝なきゃいけないの?、何時間寝ていればいいの?・・・などお子さんの睡眠については、いろんな疑問もあると思います。 

 

私たちの身体には脳に組み込まれた「体内時計」という休息と活動のリズムがあります。

生まれたばかりの赤ちゃんはまだリズムが確立されておらず、昼夜の区別なく授乳以外はほとんど眠っています。

光や音、大人の働きかけなどの刺激を受けて少しずつ体内時計が動き始め、生後2~3か月頃になると昼と夜の区別がつき、徐々にリズムが出来上がってきます。

 

一日は24時間ですが、体内時計の周期は25時間と言われており、朝太陽の光を浴びることで、そのずれをリセットしています。

寝るのが遅くなってしまうと、起きるのが遅くなってしまったり、お昼寝の時間が長くなってしまったり、リズムが崩れがちです。寝るのが遅くなってしまった日の翌日も、変わらず朝は同じ時間に起きて、太陽の光を浴びて、リズムをリセットさせてみましょう。できればお昼寝も、3時間以内で切り上げるようにすると良いです。

また、TVやPC、スマホなどの機器の光はとても強く、それを見ていると体内時計が昼間と勘違いをして、目が冴えてしまうことがあります。視聴時間を短くしたり、寝る前の視聴を控えてみましょう。

 

夜、眠っている間には成長ホルモンが分泌され、免疫力がつき、脳の情報処理が整理されます。

脳が著しく成長・発達する乳幼児では、夜間の睡眠はとても重要です。

早い時間に寝て、熟睡することで、脳から成長ホルモンがたくさん分泌され、体調や情緒が安定します。また、脳や身体の成長も促されます。

夜10時~夜中2時の間が最も成長ホルモンが一番多く分泌される時間帯です。「夜8時までには布団に入りましょう」とよく言われるのは、そのためですね。

 

睡眠時間の目安は、下表のとおりです。個人差もありますのであくまで目安です。

表の時間より少なめでも、昼間元気に過ごせているなら、睡眠時間は足りていると思われます。

逆に、寝起きにグズグズしている、日中イライラしている、落ち着きがないといった様子があれば、睡眠時間を見直してみましょう。

 (表) 必要と考えられている人間の年齢別の睡眠時間の目安

年齢 必要な睡眠時間(時間)
新生児(0~3か月) (11-13) 14~17 (18-19)
乳児(4~11か月) (10-11) 12~15 (16-18)
幼児(1~2歳) (9-10) 11~14 (15-16)
学童前期(3~5歳) (8-9) 10~13 ( 14 )
学童期(6~13歳) (7-8) 9~11 ( 12 )

                     (  )は許容範囲

 

睡眠に大切なのは、

「昼と夜のメリハリ」・・・昼は明るくにぎやかに、夜は静かに暗くすることで体内時計が整えられます。

「規則的なリズム」・・・朝の目覚めと夜の寝かしつけの時間を定刻に。

「眠る前のリラックス」・・・照明を落とす、静かな音楽、ぬるめの入浴、子守歌、マッサージなど。

と言われています。

睡眠のリズムをつくる・修正するまでが大変ですが、うまくリズムに乗れば、負担も減ると思います。

まだ試したことがないことがあったなら、ぜひ試してみてください。実践できそうなことからやってみて、もし難しそうなら、まずは大人のリズムを整えることからやってみてはいかがでしょうか。

 

 

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