ID番号:4828 2019年7月25日
Q&A 8月「やめられないゲーム・・・ゲーム依存?」
Q.小学校3年の男の子がいます。この頃、学校から帰ってきても友達とも遊ばず、ゲームばかりしています。注意してもやめることができず食事の時間になってもやかましく言わないとテーブルに着く事ができません。このままでは、ゲームの依存症になってしまうのではないかと心配です。
A.大人でもゲームを始めるとなかなかやめることができない時がありますが、2018年、WHOは、ゲームのやりすぎで日常生活が困難になる症状を新たな病気「ゲーム症(ゲーム障がい)」と定義しました。
ご相談のお子さんもこのままゲームの世界にのめりこんでいくと、夜中までゲームをしていて朝起きられない、昼夜逆転、不登校など普通の生活が送れなくなる心配もありますね。だからと言ってゲームを禁止するなどは非現実的で、なかなか出来ることではありません。だからこそ正しい遊び方を教えてあげてください。大人が食事しながらスマホを見たり、暇があればゲームをしていたのでは、子どもにゲームのし過ぎを叱っても説得力がありません。時間などゲームをする時のルールを家族で決めて、家族一緒に守る工夫をしてみましょう。夜中のゲームを止めさせるには決めた時間になったら、家族全員のゲーム機、スマホを所定の場所に集め、以後は親も含め誰も使わない。というのも一案かもしれません。
なお、日常生活が困難になるなどゲーム依存の状況になっている場合は、医療的なケアが必要で有る可能性があります。一度専門の医療機関を受診することをおすすめします。
Copyright Seto City All Rights Reserved.