No.1014 瀬戸高校図書館まつりが話題
瀬戸高校の「図書館まつり」に行ってきました。今回、ジブリパークがテーマということで、新聞やテレビにも紹介され話題になっています。一般の方も無料で入場できることから毎日来場者があるようで、私が行った日も保育園児が見学していてテレビの取材も来ていました。
図書館まつりは、2008年から始まり、絵本や書籍からテーマを選び、イラストやオブジェを表現・展示し、図書に興味を持ってもらおうとする文化活動です。最初の年は「源氏物語千年紀展」で、当時の校長先生が入手した『源氏物語絵巻』の粉本や写本を生徒に紹介するため、それらを額装や台紙に張るなどして展示したのが始まりです。以来毎年欠かすことなく開催され、今年のテーマは「ジブリパークがやってきた」になりました。6月から図書委員40人で準備、制作を進めてきました。展示されている作品は、全校生徒と職員へのアンケートで上位に入ったものです。
校舎玄関に入ると、さっそく図書館まつりの案内があり、廊下や階段に「まっくろくろすけ」やドングリのシールなどが貼られ、ジブリワールドが演出されています。会場内では中央に大きな木、正面にはネコバスがあり、子どもたちが遊びまわれるような仕掛けがされていました。限られた制作時間にも関わらず作品の完成度が高く、園児たちが楽しそうにはしゃぐ姿がとても印象的でした。
本市はジブリパークの構想を人づくりやまちづくりに活用したいと考えています。そのためには、より多くの人たちにジブリの世界に触れていただきたいと思っています。この図書館まつりもジブリの良さを感じるものがあり、とても素晴らしい取り組みだと思います。今後もこうした活動に期待しています。
※「図書館まつり」は12月1日(木)~3日(土)にアンコール一般公開を行います。
時間:15:30~17:00(土は13:00~16:00)
伊藤保德
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