No.1001 アニマル除草、ふれあい体験
10月30日(日)、東山町2丁目ちびっこ広場で「アニマル除草隊・ふれあい体験&命名(めぇ~めぇ~)会」が開催され、多くの家族連れでにぎわいました。
「アニマル除草」は本市が実証実験をしているもので、公園などにヤギなどを放し、雑草を食べてもらうものです。草刈り機や除草剤と違い、環境にやさしい除草法として広げていこうと考えています。昨年10月から今年6月まで、陶祖公園でヒツジ2匹とヤギ3匹を放ち、場所を移動させながら約5千平方メートルの除草ができました。
このちびっこ広場では、6月20日からヤギ6匹とヒツジ2匹が放たれていました。除草が概ね完了し、次の場所へ移動させることにしましたが、地域の人たちから、ヤギやヒツジがいなくなるのは寂しいという声があがり、自治会や子ども会のご尽力で、移動する前にヤギやヒツジと触れ合う機会が設けられることになりました。
この日、ヤギとヒツジが放たれていた場所を見ると見事に除草されていました。ヤギとヒツジは公園内にある別の小さな緑地で雑草を食べながら、そして子どもたちからも餌をもらって食べていて、楽しそうにふれあっていました。とても微笑ましい光景を目にし、アニマル除草の可能性を強く感じました。今回の地域の方の声や評判を踏まえ、課題をひとつずつ解決しながら進めていこうと思います。
「アニマル除草」は各地でも取り組まれているようです。ヤギたちに「任せっきり」にするのではなく、地域の方々にもご理解とご協力をいただきながら進めていく事業として、地域と市と協働で進めてまいります。
ご尽力いただいた效範連区自治協議会と效範連区子ども会、朝凪造園の皆さまに感謝申し上げます。
命名(めぇ~めぇ~)会で決まったヤギたちの名前はこちら。(350KB)
伊藤保德
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