No.989 佐々町に表敬訪問
ページ更新日:2022年10月25日
10月12日(水)、長崎県佐々(さざ)町に表敬訪問をしてきました。佐々町は、磁祖加藤民吉翁が江戸末期、磁器の製法を学ぶべく約2年間にわたって修業した所です。民吉はまず最初に、交流連携協定を締結した熊本県天草市で修業を行いましたが、「有田焼」への思いを強く持ち、天草で働いたのち各地をまわり、たどり着いたのが佐々でした。窯元の二代目福本仁左衛門の下で白磁の製法を学んだといわれています。この場所は、市ノ瀬窯跡(いちのせかまあと)として長崎県指定史跡に指定され、全長63mの窯跡が残っています。
佐々町を訪れたのは2回目ですが、公務として佐々町役場に古庄剛町長を尋ねるのは初めてのことでした。玄関では町長はじめ職員総出で拍手で出迎えていただきました。熱烈な歓迎に私も心が熱くなりました。誠に感謝申し上げます。
今回の訪問の目的は、加藤民吉翁が佐々町で磁器製法の修業をさせてもらい、そのお陰で本市の今があることについて感謝の気持ちを伝えることです。そして、佐々町との交流も行いたい旨の話をしました。
町長との懇談後、皿山公園にある「市ノ瀬窯跡」を見学し、その後「皿山窯体験陶芸教室」で指導員をされている本市出身の新井憲彦さんにも話を伺うことができました。
町長はじめ職員の皆さまには最後の最後まできめ細かな対応をいただきました。重ねて感謝申し上げます。佐々町との出会いを大切にしてまいります。
伊藤保德
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