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No.887 初代 諏訪蘇山 没後百年記念展

ページ更新日:2022年5月27日

 

 

  愛知県陶磁美術館で、5月21日(土)から「初代 諏訪蘇山 没後百年記念展」が開催されています。案内には、テーマ展「近代陶磁の技と美に迫るー1」として、サブタイトルには「初代蘇山の遺した石膏型を次代へ」と展覧会の内容を端的に表しています。

 瀬戸に生まれ育ちながら、陶磁の世界についてはまだまだ知らないことが多く、「諏訪蘇山」という名も初めて知りました。初代 諏訪蘇山(1851-1922)は加賀藩士の家に生まれ、明治維新後、まず九谷焼の陶画を学び、その後、東京で陶磁器製造業を営みながら、美術や化学の学理と最新の製陶技術を学んだといわれます。その後、九谷陶器会社改良教師、石川県工業学校教師を経て、京都へ移住。五条坂に窯を開き、陶磁分野で3人目となる帝室技芸員に任命された作家です。百聞は一見に如かずということで、さっそく観に行くと、とても勉強になりました。特に石膏型を使っての「型押し成型」はとても興味深く、もっと詳しく聞いてみたいと思いました。

 瀬戸において「石膏型」といえば、「鋳込み」が頭に浮かびますが、初代蘇山の遺した石膏型は「表面装飾」のためで、必ずしも量産を目指したものではなかったようです。石膏型や作品を観ながら、芸術性の追求よりも「再現性」を追求されたのではなかろうかと想像しました。

 館長の説明によると、今回の展覧会のみどころの一つが、「石膏型の基礎調査やデジタルファブリケーション技術を生かした復元再生のプロセスの解説」です。作品の鑑賞はもとより、製造に携わられている方にとっても、とても参考になるのではないかと思いました。

 

※会期は6月26日(日)までです。

 

 

伊藤保德

 

 

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