No.591 日本陶磁の源 陶邑窯展
ページ更新日:2021年1月12日
1月9日(土)、本来なら開会式が行われるはずでした愛知県陶磁美術館の企画展・陶邑窯を観てきました。コロナ禍で大人数や密になる可能性のあることから、開会式は中止となり、展示は予定どおり9日(土)からの開幕となりました。
会場入口には、いつものように瀬戸いけばな協会のご協力で「新年迎え花」が用意され、華やいだ雰囲気を醸し出していましたが、コロナ禍の影響もあってか来場者は少なく、いささか残念な気持ちになりました。しかしながら展示内容はロマンあふれるもので、古墳時代の土器から画期的な変貌を遂げた、まさに日本陶磁の源に触れる「陶磁器」が一杯でした。平城京の時代、大阪南部にあった「陶邑窯」(現在の堺市や和泉市にまたがる地域)から発掘された品々をはじめ、窯跡の写真や原寸大のパネル展示など、さすがに陶磁所蔵日本トップクラスの愛知県陶磁美術館ならではの展示だと思いました。学芸員からとても分かりやすく説明を受け、勉強になったことはもとより、陶磁の長い歴史や文化に、ほんの僅かでも触れられたことを嬉しく思いました。
伊藤保德
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