No.550 瀬戸市美術展・表彰式
ページ更新日:2020年10月29日
10月21日(水)から開催されていた「第73回瀬戸市美術展」が25日(日)に閉会し、同日表彰式が行われました。例年最終日に行われており、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、場所を広い文化センターのホール内にしての開催となりました。入賞作品は112点あり、表彰式には100人以上の方々が参加されました。会場には立派なステージと演台が用意されており、いつもより少し長めの挨拶をさせていただきました。
まずは美術展の歴史です。戦後の混乱期に「市民の創作技術向上を狙いとして市民展」として発足し、第73回を数えるに至りました。企画された先人に敬意を表しますとともに、今なお発展している展覧会であることに感謝しています。第50回の開催を節目に「瀬戸市美術展」とし、瀬戸市近郊の方々にも応募を進めてきています。今回の応募総数は364点、七つの分野(日本画、洋画、書道、陶芸等)でそれぞれ優秀作品を選んで表彰させていただきました。審査委員の先生方には作品審査とともに「出品」もいただき、展覧会場では作品を見比べながら批評しあう姿も見受けられ、さながら「美術教室」のようでした。
もう一つの視点は、応募者の年齢層でした。高齢社会といわれて久しいですが、出品者80%以上が60代以上ということでした。美術創作を通じて豊かな日々を過ごされている姿が目に浮かびます。
美術展が、生きがいづくりの一助になっているとすればこの上ない喜びですし、今後とも内容の充実に努めていくことを決意しています。
伊藤保德
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