No.489 お辞儀・оj i g i
ページ更新日:2020年7月10日
新型コロナウイルスの感染予防や自粛要請で何となく「沈んだ空気」を感じるこの頃ですが、先日とても清々しい気持ちになれたことを紹介したところ、多くの人に共感をしていただきました。
その内容は、市内の小学校に通う三年生くらいの女の子のことです。
朝の通勤途上、駐車場から車で道路に出ようとしていたところ、一人の小学生が歩道を歩いてきて、車の手前で立ち止まりました。当方としては歩行者優先ですので「どうぞ」と、手で合図をしました。その女の子はそれに応え、「お辞儀」をして歩き始めました。そして通り過ぎたところで振り向き、もう一度「お辞儀」をしました。
少し驚きましたが、それは感動でもありました。こうしたことが自然にできる子どもが瀬戸市にいることを誇りに思います。
私たちの生活の中に、「お辞儀」は当たり前の所作として根付いていますが、欧米では握手などが主流です。これはいわゆる「接触」であり、新型コロナウイルス感染症対策として求められている新しい生活様式では、避けることが求められています。そうしたことから、日本の「お辞儀」が注目されているようです。
新しい生活様式は、変えることが強調されがちですが、旧来からの様式で好ましいことに磨きをかけることも含まれていると思います。女の子の「気持ちを感じるお辞儀」から学ばせてもらいました。
伊藤保德
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