「認知症かも?」と思ったら…
高齢化が進む日本。2025年までには、高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。認知症は誰が発症してもおかしくありません。まずは、認知症について知ることから始めてみませんか?
瀬戸市では、認知症の方やその家族を支援するため、さまざまな取り組みを行っています。
★12月10日更新★ 認知症の本人交流会「おれんじドア・せと」
<認知症に関するサービス>
・認知症により、万が一事故を起こしてしまった時に備える保険「認知症おれんじ保険事業」
・ひとり歩き高齢者向けの見守りステッカー「おかえりサポート」
・ひとり歩き高齢者向けGPS端末の貸出「ひとり歩き高齢者家族支援サービス事業」
1 認知症とは
認知症とは、さまざまな原因によって脳の働きが衰え、生活に支障が出てくる状態のことを表します。
出典:認知症サポーター養成講座標準教材(全国キャラバン・メイト連絡協議会作成)
誰でも年を取ると物忘れをするようになりますが、「年齢による物忘れ」と「病気による物忘れ(認知症)」は異なります。一連の行動の記憶が丸ごと抜け落ちてしまうのが「認知症」です。
(例:前日の食事内容が思い出せないのは「年齢による物忘れ」ですが、「認知症」であれば食べたこと自体を忘れてしまします。)
また、認知症は高齢者だけの病気ではありません。若くても脳血管障害や若年性アルツハイマー病により認知症を発症することがあります。
「もしかして…」と思ったら、早めにセルフチェックをしてみましょう。
認知症チェックリスト(愛知県・国立長寿医療研究センター作成).pdf(2MB)
認知症とともに生きる、身近な人からのメッセージ
瀬戸市で自分らしく認知症とともに生活されている方々の抱える”想い”を伺いました。
認知症になっても安心して暮らしていけるまちづくりのためには、誰もが認知症について正しい知識を持つことが重要です。
まずは、認知症とともに生活されている方々の気持ちを聞くところから始めてみませんか?
瀬戸市認知症ケアパス「人生のほっと安心ノート」
瀬戸市では、認知症について知り、自分らしい生活をより長く送るために「人生のほっと安心ノート」を作成しました。認知症への理解を深めるとともに、あなたの「これから」について考えるために、このノートを手に取ってみてください。
せとらカフェ(認知症カフェ)や高齢者福祉課、各地域包括支援センター等で配布しています。
データはホームページよりダウンロードいただけます。
(B5サイズ)
2 「認知症かも」と思ったら、相談しましょう
認知症の治療には、早期発見・早期受診が重要です。一人で悩まず、まずは相談してみましょう。若年性認知症やその可能性のある方も気軽にご相談ください。
かかりつけ医
あなたの地区の地域包括支援センター
地域包括支援センターでは、保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーが中心となって、住みなれた地域での生活を継続できるよう、介護予防に関するマネジメントをはじめとする高齢者への総合的な支援を行います。
認知症地域支援推進員
認知症地域支援推進員とは、認知症の人の状態に応じて必要なサービスが適切に提供されるように、認知症の人やその家族を対象とした相談業務を行っています。瀬戸市では、現在2団体に配置しております。
● 瀬戸市基幹型地域包括支援センター(瀬戸市役所西庁舎2階)
(認知症に関するお悩み事などはこちらへ)
電話番号:0561-88-1294
相談時間:月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分 (祝日、年末年始を除く)
● 一般社団法人 瀬戸旭医師会(もーやっこネットワーク)
(在宅医療に関する相談はこちらへ)
電話番号:0561-21-8822
相談時間:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時 (祝日、年末年始を除く)
瀬戸市役所 高齢者福祉課
● 介護認定に関すること(介護認定給付係)
電話番号:0561-88-2620
● その他サービスに関すること(地域支援係)
電話番号:0561-88-2626
相談時間:月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分 (祝日、年末年始を除く)
愛知県認知症電話相談
認知症の介護経験者による、介護に関する困りごとの相談窓口です。
● 実施団体:公益社団法人 認知症の人と家族の会愛知県支部
● 所在地 :東海市養父町北堀畑58番地1
● 相談時間:月曜日~金曜日 午前10時~午後4時 (祝日、年末年始を除く)
● 電話番号:0562-31-1911
若年性認知症に関する電話相談
● 実施団体:社会福祉法人仁至会 認知症介護研究・研修大府センター
● 所在地 :大府市半月町3-294
● 相談時間:月曜日~土曜日 午前10時~午後3時 (祝日、年末年始は除く)
● 電話番号:0800-100-2707
瀬戸市役所 福祉総合相談窓口(瀬戸市役所北庁舎2階)
瀬戸市役所2階の福祉総合窓口では、障害のある方や高齢の方、経済的に悩んでいる方が自立し、安心して暮らすことができるよう、専門の相談員がサポートします。
3 一人で抱え込まず、お気軽にご参加ください
下記事業は、現在開催しております。(令和4年4月1日時点)
引き続き感染拡大防止策にご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
1 手洗いをしましょう
2 エチケットを守りましょう
・マスクの着用
・ 咳エチケットの方法
3 3つの密を避けましょう
4 消毒をしましょう
くわしくは新型コロナウイルス感染症に関する健康情報からご確認ください。
認知症の本人交流会「おれんじドア・せと」
認知症の診断を受けた方が集まり、参加者同士の情報交換や不安・悩みに対しての相互支援を行っています。
認知症診断を受けて不安な方、これからのことが心配な方、一緒に話をしませんか?
● 参 加 費 :無料
● 申し込み方法:申し込み用紙に必要事項を記入し、開催日の先日までに高齢者福祉課の窓口へ提出、または郵送・FAXにてお申込みください。
(受講申込用紙は高齢者福祉課・地域包括支援センターにて配布します。)
※ 開催場所は変更となる場合がございます。変更となった場合、申込者の方へ事前にご連絡いたします。
令和4年度おれんじドア・せと(令和4年9月1日時点).pdf(692KB)
認知症介護家族交流会
認知症の方を介護している家族等が集まり、参加者同士の情報交換や不安・悩みに対しての相互支援を行っています。
※ 事前申し込み不要
● 対象者:認知症の方を介護している家族等
● 内 容:交流会、勉強会など
● 日 程:毎月1回 午後1時30分から午後3時30分まで
※祝日の場合は翌週
● 場 所:瀬戸市役所 1階 104会議室
令和4年度認知症介護家族交流会(令和4年9月1日時点).pdf(546KB)
せとらカフェ
認知症の本人や家族はもちろん、地域住民、専門職などの地域の誰もが気軽に集えるカフェです。お茶やお菓子を楽しみながら、ほっと一息しませんか?
現在、市内11か所で開催しております。各カフェによって実施内容・日時が異なります。詳しくは各カフェまでお気軽にお問い合わせください。
↑「せとらカフェMAP」は広報せと9月号(令和4年度)でも折込されています。
認知症おれんじ保険
ひとり歩きにより行方不明になるおそれのある方が、日常生活における偶発的な事故で法律上の損害賠償を負った場合に、被害者に支払うべきお金を補償する制度です。
※ 登録には「おかえりサポート事業」の登録が必要になります。
●窓口:高齢者福祉課 地域支援係(瀬戸市役所北庁舎2階)
おかえりサポート
ひとり歩きをする可能性がある方に、履物に貼る「おかえりサポートステッカー」を配布します。ひとり歩きの際に発見しやすくしたり、配布時に身元がわかるために事前登録が必要になります。
● 窓口:高齢者福祉課 地域支援係(瀬戸市役所北庁舎2階)
ひとり歩き高齢者家族支援サービス事業
ひとり歩きをして行方が分からなくなってしまったときに、位置探索ができるGPS端末の貸出をしています。
● 窓口:高齢者福祉課 地域支援係(瀬戸市役所北庁舎2階)
4 事業者向け情報
認知症に関する事業者向け情報です。ご不明点等がございましたら、高齢者福祉課までお気軽にご相談ください。
せとらカフェ(認知症カフェ)を実施いただける事業者を募集しております。
お仕事をしながら地域を見守っていただける事業者を募集しております。
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