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陶製狛犬 (国有形(工芸))

更新日:2011年3月28日

ID番号: 1013

陶製狛犬(とうせいこまいぬ)

  • 陶製、高さ五一センチメートル
  • 鎌倉~室町時代
  • 所在地:深川町 所有者:深川神社

狛犬は通常は阿吽(あうん)一対で、神社境内の守護などのために作られます。深川神社の神宝である陶製狛犬は、瀬戸の陶祖藤四郎が製作して奉納したと伝えられ、現在残っているのは口を閉じた吽型の一体のみです。
この狛犬は陶製としては大型で、高さ51cm、胴径24×39cmあり、全体に淡茶色で透明な灰釉が施されています。現在、左前足が木で補われ、右前足の肉角先端部の破損などが見られますが、木彫などに見られる鋭さとは異なった力強さと、生きているかのような威厳を感じさせます。なお、本例に類似した特徴を持つ陶製狛犬の窯跡出土例はほとんどなく、室町時代初頭まで製作年代を下げて考える説もあります。

 

(広報せと平成19年7月15日号「瀬戸の文化財第19回」より(一部加筆修正))

 

陶製狛犬

このページに関するお問い合わせ先

文化課
文化財係
電話:0561-84-1811

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